療養費請求に危機!?

どうすれば個人情報を守れるの?

行政の方面でも個人情報の扱いは非常に重要になってきているということが、おわかりになったと思います。

でも、一般的にはどうすればいいのかわからないですよね。
具体的に個人情報を守るためにはどうしたらよいのでしょう。
漠然と思っていても個人情報は守れません。具体的にどのように守っていくと良いのかそのプログラムがないと、非常に難しいと思われます。
そこに、プライバシーマーク(Pマーク)などのコンプライアインスプログラム(個人情報をシステマティックに守る為のプログラム)がカギになります。一種のリスクマネジメントシステムです。
だから、個人でいろいろと考えるより、第三者の認証をうけるために使うようなリスクマネジメントシステムが、個人情報を守る上で非常に効率がよく、重要になってくるのです。

介護業界でも、介護事業者は情報開示を義務化し、更に自治体によっては第三者の評価を明記するよう指示されています。

プライバシーマーク(Pマーク)について

プライバシーマークとは、(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)が1998 年より行っている 「個人情報保護に関する事業者認定制度」 です。認定にあたっては、日本工業規格JIS(Q 15001)に基づいて審査を行います。この審査が通れば「プライバシーマーク」が使用できるよということです。
対象となる個人情報は、顧客情報のみに限らず、社員情報や自社で保有する全ての個人情報について適用されます。

このように、個人情報の保護方法としては非常に素晴らしいPマーク制度ですが、残念ながら先ほどの取材でも話が出たように、これは取得までには結構コストもかかり、時間もかかります。
信用は高められますが、多くは個人でやっている治療院にはハードルが高すぎるというのもまた事実でしょう。

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